病院はどう選んだか 22週1日 | Bossa novaな毎日

病院はどう選んだか 22週1日

早いもので6ヵ月も後半に突入。お腹もぽっこりで上着を着ていなければ一目で立派な妊婦である。

昨今いろいろな方の妊娠・出産・妊娠希望系のブログを拝見したりすると病院選びというのが話題になることがよくあるし、ブログ上でなくても特にこれから将来的に妊娠・出産を考えている友人などの間では、ワタシが妊娠しているせいか、病院はどうするかということがハナシのネタになることもある。

基本的にワタシは
根がミーハーなタイプなので「そりゃあ当然御三家のどれかでしょ!!」と思っていた時代もある。御三家とはまぁ東京が基準になってしまうが聖路加病院・山王病院・愛育病院のコト。

聖路加は出産費用は高めだが(100万でおつりが来るくらいと聞いている)設備はしっかりしているし、LDRが始めて採用されたのはここじゃなかったかな??山王も同じカンジ。山王は昨今芸能人が出産するとき(最近では松○菜○○とか広○涼○がそうらしい)は必ずココと言っていいくらいで、なんでも何とか会員といって会費(100万以上だったはず)を払って会員になると、地下の駐車場から人目に触れることなく特別な診察室のあるフロアに行けたりするシステムがあるんだとか。愛育は費用はもう少し安いが産婦人科・小児科専門なので安心できるというメリット。でもいつ行っても込んでいるというウワサ。

なんだかこれだけ聞くと
全く魅力を感じない…。一体何が基準で御三家といわれるようになったのか甚だ疑問である。

妊娠・出産は病気ではないのだから、自分の希望する出産スタイル・設備・スタッフ・方針などを実際自分が妊娠する以前に考えておくととてもいいと思う。

ワタシが御三家といわれる病院に行かなかったのは病院としても魅力を感じなかったということ以外に、ただ単純に
ウチから遠いというのもあった。

愛育は比較的近いほうではあったが、病院自体が少々古いのが気になった。聖路加と山王は最寄り駅からも遠いし、通院は車でないと厳しそうだったから。お抱えの運転手でもいればいいけれど…。

ブログテーマの「流産」でワタシの過去の病院選びについては書いたが、初めての妊娠のときは結局ウチから一番近い大学病院へ行ったのだが、いかんせん
待ち時間が長すぎる!!ということで大学病院はイヤになってしまった。

2回目の妊娠、そして今回の妊娠は現在通っている地元の病院にしたのだが今、この段階ではこの病院にしてよかったと思っている。

何回か書いているが、ワタシが現在通う病院は
無痛分娩の病院。ここで出産する場合は全員無痛分娩で出産するシステム。妊娠して間もない頃に「選択式無痛分娩承諾書」みたいな書類を提出させられるので、無痛がイヤと言う人は最初の段階で違う病院に移らなければならないが、そもそもここは「個人病院での無痛分娩の元祖」みたいなクリニックなので、ソレを知らずに来る人はあまりいないというのが現状であろう。

これも何度か書いていることだが、ワタシはどうしても無痛分娩がしたかったということではない
のだが、大学病院とか総合病院ではなく、個人でやっていて、歩いていける距離で、設備もそこそこしっかりしていて、どちらかというとこじんまりした病院がいいかなぁと思い始めていたので、やっぱり地元がいいのではと思った次第。

ワタシもココに通うことに決める前に一応情報は仕入れなければと思い親分にいろいろ聞いた。親分は二人の子供をこの病院で出産していたから確かな情報が聞けた。

話を聞く限り悪くはなさそうだったし、初診のときから完全予約制なので待ち時間が基本的にない。待っても10分15分のレベル。病室も個室のみ。最近の個人病院はほとんど個室だとは思うが、ワタシ団体部屋って大キライなんです!!
生活スタイルやリズムの違う人々が、限られた期間とはいえ同じ部屋で寝食を共にするなんてストレス以外の何物でもないと思うのである。ましてや産前産後のある意味ナーバスな時期になんて。おーこわ。

肝心の費用だが
分娩・入院費用自体は100万弱。毎回の検診がだいたいいつも1万円代半ば。というカンジである。少々高めだが、無痛分娩というある種特殊な分娩方法であるから、あまりに安くても不安。なのでこんなもんだろうとワタシも納得した。

「愛する我が子を迎える場所になるのだから、妊娠がわかってあわててとりあえず産婦人科に駆け込むのではなく、事前に考えておけるくらい心の余裕があったほうがいいんじゃないかなぁ」と将来的に妊娠・出産を考えている友人には話をしているワタシである。